僕のカラダの『使用期限』



“な?”と歯を出して笑い、強引に僕の腕をつかむ。


ぼとよい筋肉がついた腕は僕より力があって、つかまれた僕の腕は赤くなっていく。


こ、コイツ“手加減”って言葉知らないのかよ!


前も腕をつかまれたことあるけどさ、痛いんだって!


「ユキに何かおもちゃ買ってあげようか?」


犬のおもちゃコーナーに来て、最初に言った愛川のセリフ。


押さえるとプッと音が出るプラスチック素材のボールや、愛川が探しているロープのおもちゃが、目の前にズラッと……というほどでもない小さいコーナーで、変なことを言う愛川。