「いきなりユキの態度が変わって焦った。何があったんだ?」 殴られそうになったのに、眉にシワを寄せて少し口を尖らせているのに――僕の心配をする愛川。 さっきまでの怒りはどっかに行き、1人でキレている自分が恥ずかしくなった。 「ユキ?」 情けないよな。 愛川を殴ろうとしたことも 「……別れた」 僕のカラダの使用期限が切れたことも――。 太陽が僕を見下す。 バカにするように僕に光を当て続ける。 「昨日、ミカの家に行ったよな?なんで別れたんだ?」