力が入ってないヨロヨロの足で玄関に向かう。 玄関まで来ると、最初に視界に入った靴を履いてドアノブに手をかけた。 あ。誰が来たか確かめてないや。 とか思った時にはドアを開けていた。 「――っ」 明るい太陽の光。 カーテンを閉めている部屋にいた僕には強すぎて、目をつむった。 開けられたドアから入ってくる暑さと眩しさ。 「おい、大丈夫かよ」 聴いたことがある声。 少し外の明るさに慣れ、そっとまぶたを上げると――目の前に少し汗をかいている愛川がいた。