僕のカラダの『使用期限』






今日、2回目のセックス。




欲を吐き出した瞬間――欲と一緒に大切な何かが、“僕”を包んでいるゴムにぶつかって消えていったような気がする。



――また空っぽになった。






家に帰って自分の部屋に入るとベッドの上に、昨日文香が勝手に選んだ果汁グミのピーチ味があった。


空っぽの自分を埋めるように、グミを1つ口に入れると、甘いはずなのに何故か酸っぱい味が口に広がった。


胸がキュウッとなって切なくなる、文香が選んだグミ。


なんだか、泣きそうになった――。