僕のカラダの『使用期限』



どうやら僕は反射神経が鈍いらしい。


タケについて行こうとして足を動かそうとしたけれど素早く動かず、足が絡まって転んでしまった。


しかも顔面からだから、額をアスファルトで擦った。


「……くそ~!タケ!いきなり走るな!」


アスファルトの地面に手をついて体を起こしながらタケを睨みつける。


睨みつけたままその場にアグラをかいて座ると、タケは振り返って僕を見つめ、テクテクと歩いてきた。


文香の上目遣いを思い出させるような、イラつくほど可愛いらしい目。