僕のカラダの『使用期限』



「は?」


ちょっと待て。


女の言葉に驚いて、前髪から素早く両手が離れた。


視線は床から、理解不能な言葉を発した女へ。


「それはどういう意味?」


僕は文香のこと嫌いじゃない。


でも、それは文香が“女”じゃなくて“女の子”だから。


妹みたいな、そんな存在、だと思う。


「“は?”はあたしのセリフ。他の女と重ねられて不愉快!
剛志が人を本気で好きになる時ってあるんだね?」


何それ、僕が文香に恋愛感情を持ってるみたいな言い方して。