僕のカラダの『使用期限』



「う~ん、下手くそって言うか、今回はあたしに合わなかった。激しいのは激しかったけど、違うんだよね。腰の動きもいいとは思うんだけど……」


口を尖らせて不機嫌な顔で僕を見ないようにして、ブツブツと小さい声で言う女。


小さい声なんだけど、玄関が狭いからよく響く。


「“文香”って何回もつぶやいていたし、あたしを文香って女に重ねてたんでしょ?」


……は?僕がコイツを文香に重ねて抱いた?


僕はただ……だだ……


「文香って女が感じるところが、あたしの弱いところとは限らないんだから」


ただ……何?