僕のカラダの『使用期限』





「……~っ」


やっぱり女の子は“初めて”だったらしい。


僕が少しだけ女の子のナカに入っただけなのに、表情を歪めている。


キツくてなかなか奥までいかない。


……動きにくい。



そう思いながらも、女の子から離れる気はなかった。


だってさ、すごく痛そうなのに痛みを我慢して僕を受け入れようとしてくれている。


それがなんだか嬉しい。



気持ちいいし。






「……ありがとう。抱いてくれて」


――事が終わると女の子は表情を歪めたままそう言った。