…居間には、ただ静けさだけが残っていた。 翔の真摯な姿勢に、パパは戸惑っているようだ。 翔は、パパの答えを待ってるのに。 そんな緊張感でいっぱいのこの空気を、たった一言の言葉が破った。 「いいんじゃないかしら。」