チュンチュン♪ 鳥のさえずりでかなと知哉は目が覚めた。 「あ、かな?」 知哉は寝ぼけてたけど一気に目が覚め、状況が読めてきた。 「ごめん、かな。俺…。」 「謝らないでよ。あたし大丈夫だから。」 そんな二人のやり取りが続いた。 「あ!あたし部屋に戻るね。恵や宏明に見つかったらマズイし。」 そう言って、かなは部屋に戻った。