あたしがしつこく何度も断ると、やっと水野さんは折れてくれた。 「本当に平気?」 「はい」 「わかった。 じゃあ、タバコ買いに行くついでに下まで見送るよ。 それくらいはいい?」 「はい」 あたしが微笑むと、水野さんもしぶしぶといった表情で苦笑いした。 あたし達は、一緒にエレベーターに乗り込んだ。 1階につき、ロビーを出たところで、近くのコンビニへ向かう水野さんと手を振って別れた。 水野さんを見送り、あたしは駅へ向かうため、ホテル前の横断歩道で信号が青に変わるのを待った。 すると……