あたしは、水野さんのことを忘れるために、マンガに専念することにした。
読者層が合わない、という指摘はもっともで、あたしが描いたのは『リリア』読者の小学生向けではなく、中高生向けの内容だった。
あたしが描きたいマンガは『リリア』の読者層向けではなかったから、次は投稿先を変えることにした。
調べてみると、遊論社の中高生向け少女マンガ雑誌『みゅーず』で新人賞を募集していた。
締め切りは4月末。
あと2ヶ月半。
あたしは、それに応募することを目標に、新作の製作に打ち込んだ。
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