【完】††Rising††

『次は、lodgeの番です!』



生徒会の奴の声が聞こえ、俺達はステージに立った。



「「「ハイジ先輩〜!」」」



後輩のギャル達が手を振ってきている。



「応援よろしく〜!」



手を振り返してると背中に刺さる鋭い視線。



…美恵だ。ゼッテー美恵。



後ろ見れねー…。



「はーい!それじゃ歌います!」



俺はとりあえず怒りモードの美恵を振り切りマイクへ向かう。



「ワン、ツー、スリー、はい!」



美恵がスティックを鳴らし順平とリエのギターとベースが入る。