【完】††Rising††

「はっ…こんなに私から体力奪ったんだから、いい演奏してよ?」



まだ荒々しい息を整えながら美恵が微笑む。



なんか、それだけで頑張ろうと思った。



でもこのまま美恵に乗せられたままってのもな…。



俺は戻ろうとする美恵を再び体に引き寄せる。



「何よっなんか今更だけど恥ずかしいから離して!」



「ん〜…じゃあ、美恵が約束したら離す。」



俺が耳元で囁くとぴくりと体が動いた。