【完】††Rising††

そんな美恵が愛おしくて



掌が自然と美恵の頬を包んで引き寄せていた。



「美恵、消毒、していい?」



「ん、して。消毒…。」



美恵が真っ赤になったまま小さく答えた。



その瞬間、俺の心の壁は完全に崩壊し



美恵に、キスの雨を降らせた。



何度も互いのその部分を離してはくっつけた。



俺はもっと深くし、自分の熱を分け与えるように美恵の唇を求めた。



弱々しい力で胸板を押され、息が苦しいのだろうと気づく。



美恵は、キスに慣れてないんだった。