外に出ると冷たい空気が肌を攻撃してきた。
頭にはあのシーンがフラッシュバックしてくる。
美恵の涙も。
ドラマーとしての俺を必死で守った温もりも。
なんて情けない奴…。
自分を偽り続けて来た灰島太一と何一つ変わらねぇ。
最低、最悪。
どんなにドラムが叩けても人間としてダメなんだ。
心に響く音なんか刻める訳がないんだ。
そう思うとまた腹立たしい気持ちになった。
「こんな乱れた気持ちじゃドラムなんか叩けねぇし…。」
冷たい空気に俺の無気力なバリトンの声が吸い込まれた。
頭にはあのシーンがフラッシュバックしてくる。
美恵の涙も。
ドラマーとしての俺を必死で守った温もりも。
なんて情けない奴…。
自分を偽り続けて来た灰島太一と何一つ変わらねぇ。
最低、最悪。
どんなにドラムが叩けても人間としてダメなんだ。
心に響く音なんか刻める訳がないんだ。
そう思うとまた腹立たしい気持ちになった。
「こんな乱れた気持ちじゃドラムなんか叩けねぇし…。」
冷たい空気に俺の無気力なバリトンの声が吸い込まれた。



