戻ってきた勇輝さんは、苺がいっぱい乗った、15センチくらいのホールのケーキを持っていた。 そしてそれをテーブルに置くと、今度は私の後ろに立った。 振り向こうとする私の頭を、両手でしっかり掴むと、 「じっとしてろ。」 と、耳元で凄んだ。 私はビビりつつも、その声が低くて少しセクシーだったので、2つの意味でドキドキしてしまった。