Monochro world



「で?ヤッたわけ?」



「う、うん…。」



カフェで話していた私と佳英。


呆れた表情を浮かべる佳英ちゃん…。



なんか…。

ダメやった?



そう思ってオロオロする私の頭を佳英はなでてくれた。



「ちゃんとゴムはつけたんやろ?」



ゴ…ム……。



サーッと顔の血が引いていく私を見て、佳英も顔を青くした。



「ま、まさかつけんかったの?」



「…。」



「まぁ、避妊ちゃうけど外に出したやろ?」



「…。」



もう泣きたい…。