それから昼食を取り、一息ついた。 宇美はオレンジジュースを、私は紅茶を飲んでいた。 優太は?と言うと、時計をチラチラ見たり落ち着かないでいる。 「なんやの?ソワソワして…。」 「いや…別に……なんでも…。」 なんでもあるやろ。 そんなに落ち着いてへんし… 何より頭をクシャッとかいて、困ったクセが出てるし…。 ガタンッ!! 「「!!」」 急に立ち上がったかと思えば 「もう行くで!」 そう言って優太は歩いて行きだした。