「澪ー!!」



「え゛?」
と思いながら振り返った。



「み、澪!……大丈夫なんか!?」



「翔太!…あんた委員はどうしたんよ!!ま、まさかサボったんじゃ……。」



「い、いや、ちゃんとやってきたで?」



ギロリと睨む私。


ワタワタと焦る翔太。



「ぶっ!!…澪ちゃんどんだけ愛されてんの!」



「「…。」」



「え?何?」



爆笑していた佳英は目に涙を溜めて首をかしげていた。



あの佳英が笑ろてる……。



「佳英可愛いー!」



私はガバッと佳英に抱きついた。