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「澪、着いたで?」



「あ…。ありがとう。」




私、ちょっとおかしい。




油断したら



すぐに眠りに入る。




ほんで目が覚めたら夢のことなんてあんまり思い出されへん。




でも、アイツが私に笑顔を向けていたことだけはしっかり覚えてる。




それは温かくてとても、とても心地がいいんや。



昔に戻った感覚に戻んねん。