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ザブーン…




ザブーン…




「ママ~!」



「はいはい。今行くからー!」



あれから私らは引っ越し、海が見えるのんびりした街にきていた。




もちろん、私と、宇美の2人で。




「今日のごはんは何ー?」




「カレーやで?」



「えー…。ニンジンいれるの?」



「当たり前ー!ちゃんと食べなおっきくなれへんよ?」



「べつにおっきくなれんでもええもん!」



「こらこら…」



まさか、こんなにのんびりすごせるなんて思ってもみなかった。