Monochro world



「怒ってくれてありがとう。
もう、ええねん。なんとなく分かってたことやし…。」




ニコッと笑うと、佳英は私のお腹に手を当てた。




「アタシは、君と会えるの楽しみにしてるで?
安心して出てきぃや?」




「佳英…。」




ホンマ、私は最高の友を持ったなぁ…。




「てか何かお菓子ないの?
お腹空いてんけど!」




「…。」




ホンマね……




「空気台無しや。」