「―――…んやそれ…。」 「え?」 「なんやねんそれ! 私のことは別にええねん! その言葉、お腹の子を否定してるように聞こえる!」 翔太を睨みつけると、彼は頭をかいて立ち上がった。 「俺は今でも、産むことに賛成できひん。」