□□ ―――――――――――…… 「宇美。朝やよ?起きいや?」 「――うーん…。」 トロンとした目は今にも鳴きそうな雰囲気。 ―――ちょっとそっとしとこうか…。 「ちゃんとお着替えしとくんよ?」 そう言い残して部屋を出た。 「あれ?」 リビングには机に突っ伏して寝ている優太。 あのまま寝たんやな…。 私は1つあくびをして顔を洗いに行った。