Monochro world


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「宇美。朝やよ?起きいや?」



「――うーん…。」



トロンとした目は今にも鳴きそうな雰囲気。



―――ちょっとそっとしとこうか…。



「ちゃんとお着替えしとくんよ?」



そう言い残して部屋を出た。





「あれ?」



リビングには机に突っ伏して寝ている優太。



あのまま寝たんやな…。



私は1つあくびをして顔を洗いに行った。