『売り上げに貢献してあげたんだから、もう先生に近付かないで頂戴ね』
「はい?」
踵を返して颯爽と出口へと歩いてく神田さんに唖然としてしまった。
え?何?
商品買ってあげたんだから近付くなって?意味わかんないんですけど。
はてなマーク一杯の私に隣にいた萌花が声をかけて来た。
『今の言い方ってもしかして、グロスで手をうてって事ですかね?』
「手をうてって何の?」
『海偉さんとの事ですよ。よくわかんないけど…
グロス買ってやったんだからもう会うなって意味じゃないんですか?』
……………………………………………………………
………………
はぁあああ!?
「何それっ!?何であの人にそんな事言われなきゃいけないのよ!!」
『わ、私に文句言わないで下さいよ』
怯えた表情の萌花に、きっと今の私も般若のような顔しちゃってるんだろうな、なんて思った。
思ったけど、元に戻りそうにもない。
イライラは増すばかり。
「はい?」
踵を返して颯爽と出口へと歩いてく神田さんに唖然としてしまった。
え?何?
商品買ってあげたんだから近付くなって?意味わかんないんですけど。
はてなマーク一杯の私に隣にいた萌花が声をかけて来た。
『今の言い方ってもしかして、グロスで手をうてって事ですかね?』
「手をうてって何の?」
『海偉さんとの事ですよ。よくわかんないけど…
グロス買ってやったんだからもう会うなって意味じゃないんですか?』
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はぁあああ!?
「何それっ!?何であの人にそんな事言われなきゃいけないのよ!!」
『わ、私に文句言わないで下さいよ』
怯えた表情の萌花に、きっと今の私も般若のような顔しちゃってるんだろうな、なんて思った。
思ったけど、元に戻りそうにもない。
イライラは増すばかり。

