「組長、俺あんな変な日本語使いたくないですよぅ!」



情けない声で青年は嘆く。それを聞き青年の横に居るハゲたじいさんは、まぁまぁと子供のように青年をなだめる。



そして、公園を後にした、少女の方を隅っこに隠れながらハゲたじいさんは見つめる。



「やはりオナゴは、小さい子のが良いじゃきに!」



(はぁ、組長はロリコンだからな)



青年の溜め息にも気付かずにハゲたじいさんは、少女とは別の幼い子供に視線を向けた。
…今にも誘拐してしまいそうな程だ。



頬は、赤らめオマケによだれをダラダラ垂らしている。



(ガマンだ。俺…)



「!…そうじゃった!行くのじゃ!あやつを捕まえるための罠を張るのじゃ!」



肝心な事を思い出したのか、ハゲたじいさんは手を叩きながら言う。青年も、やれやれと言う表情をしながら頷いていた。



(こんな奴の下に居るのも後僅かか…)



青年はそう思い、遠くを見つめた。 早く屋敷に帰りたいと思いながら…