「キャウキャウ!!」



「え!?僕じゃないって?」



紫海は犬語が分かるのか、大袈裟に目を丸くしている。



「キャウン!!キャウキャウ」



紫海は、犬語を聞きうんうんと頷いている。



「そっか…犯人ってキミのボーイフレンドなんだ?」



ボーイフレンドって…じゃあ、メス犬だろ?この犬。



「キャウキャウン…」


犬の甘えるような声。紫海は、やっぱりねと言う表情をして、頷く。



「やっぱり、ボーイフレンドだって!」



くるりと振り返って紫海が俺に言う。



違うだろ!?バナナだ!バナナ…



「恭平居なくてもあたし一人で犯人見つけられたよ!」



バナナが…



「もう良いよ…ボーイフレンドが犯人で」