部活~ウチら、バスケ部~中学編


三田 「ところで、
    本は読んでるんだろうな」

雅美 「本を読むって?」

佐紀達に尋ねる雅美

友理 「ああ、なんや、
    イメージ・トレーニングの
    練習みたいやで」

雅美 「マンがなら」

佐紀 「漫画はダメだって。
    絵が付いているから」

梨沙 「そうなんだって。残念だけど」

佐紀 「それと、早寝・早起き」

雅美 「えっ、それ絶対、無理」

梨沙 「何でも食べる」

声が大きくなる雅美

雅美 「えっ、何それ、
    それも絶対、無理、無理。
    何、マジメ人間?
    バスケットとは、関係ないしー」

雅美を一瞥し、皆に向かって

三田 「これは絶対やらなければ
    ならない事ではない。

    黙っていればわからないし、
    嘘を言ってもばれない。

    だけど、何のためにやってるんだ?
    誰のためにやっているんだ?
    よく考えろ。

    バスケットが好きなんだろう?
    上手くなりたいんだろう?
    だったら、やれよ。
    後で気がついても、遅いんだからな

    全てはバスケットのため、
    未来の勝利のためだ。
    いいな。出来るな」

全員 「はいっ」


三田と顧問が、帰って行く。

佐紀達全員が、雅美を見る。

雅美 「わかった。やるわよ。
    やればいいんでしょ?
    もうー、最悪。

    でもそんなんで、本当に、
    勝てるようになるのかなあ」

佐紀 「わかんない。
    でも、やるしかないでしょう?」

雅美 「うーん……、だよね。
    まっ、ついて行ってみるか」