昼は家の仕事と幼い兄弟の面倒を見ている男の子。



夜になると小さなろうそくの火を外の石段の階段に灯して短い鉛筆で勉強。



男の子の夢は学校の先生。



だけど




男の子は学校には行ってない。経済的に行けない。




五歳の時に一度行ったきり。ノートも鉛筆もその時に支給されたもの。何年も大切に使っている。