「I love you」
流れるように紡がれた言葉に、きゅうっと胸が熱くなる。
「もぅ……なに……」
そんな嬉しい言葉をさらりと言うなんて、有り得ないよ。
首もとに光るのは燦然と輝く、プラチナのリングが付いたネックレスだった。
「propose?」
「まだ学生だし……」
「ソレ、engage ring」
「うぅっ……バカ昴……」
「レイのこととか、イロイロあったから。これからもフアンにさせないように」
不安になんてなるわけないじゃん。
こんな、愛してると言われて。プロポーズされて。婚約指輪とか言い出すし……。
あたしまだ16歳なのに。
昴だってまだ17歳なのに。
でも嬉しい。
本当に本当に、心の底から嬉しい。
左手の薬指に光るペアリング。
首もとに輝く婚約指輪。
神様。
あたしは世界一どころか、宇宙一幸せです。
“Let's live in fate together.”
もちろんです。
昴が一緒なら何も怖くなんてない。
あなたはあたしの、たったひとりの王子様だから……“共に運命を生きよう”。



