――それから二年後・冬 その時が訪れてしまった…… 「称が来週から修学旅行行くらしいから、家に泊まらない?」 「そうなの?行く行く♪でも、なんで称くんがいないからって……?」 「あぁ、邪魔されたらウザいから。せっかくいないんだしね」 「あはは……楽しみにしてるね」 称くん、邪魔者扱いドンマイね... なんて思いながらも 楽しみにしていた 楽しみにしていた……のにね…… 運命だったのかな? これが運命だとしたら とても、残酷ね……