「えっ・・・ちがっ・・・・・そういう意味じゃなくて・・・・・夏樹とそういうことする意味じゃなくて・・・・・えっと・・・一緒に眠りたいっていうか・・・・・・・・・・・・」



しどろもどろになる佳奈がとても可愛かった。




佳奈がそういう意味で言ったんじゃないのは分かっているよ、あまりにも可愛いセリフを言ってくれたからからかいたくなったんだ・・・・




「分かってる冗談だよ!でもちょっとはイチャイチャしよっか!」




「・・・・・・・・。」




きっと電話の向こうの佳奈はゆでだこのように真っ赤になって固まってるに違いない想像すると笑える。




俺の頭の中は佳奈で一杯だ。




オレって女にこんなにのめり込む男だったっけ?




どういうわけか佳奈は今まで付き合った女の誰とも違う特別な何かを感じてるんだ・・・・・・