『本当…ごめん…』 それしか言えない隆の気持ちも伝わってくる… それがわかる程、私は隆が好きなんだ… 近づいてくる隆から逃げるように、私は海に走り寄り… そして、大声で叫んだ… 『あ〜ぁ、振られちゃったーっ』 私は精一杯の泣き笑い顔で振り返った… 隆は私の顔を見て、微笑んでみせたけど、少し顔が歪んだ… 『でも、旅行が終わるまでは、お互い一番の存在でいよう…』 『そうだね…』 そっと…隆が私の手を握った… そして二人で海を見ていた…