『キレイ…』 思わず口にした言葉と同時に涙が溢れ出した… 感動したと言うにはあまりにも簡単な言葉… 簡単すぎる程溢れ出す涙… 『そろそろ目が慣れてくる頃だから周りが見えるよ…』 ホントだ…周りの景色がぼんやりと見えてきた… どうやらここは、山の上らしい… 自分の目線より下まで空が広がっている… 涼の顔もさっきよりわかる… 『私…今日のこと忘れない…』 私の…夢のつづきかもしれないから… もし…私が待っていた人が涼だったら… この人が…