『夢のつづき…』



春樹…来ないな…


そうだ…私、会社を出る前に電話するって言ってたのに忘れた…

急いで春樹に電話をした


春樹、出ない…

こっちに向かっているのかな…


私は思わず外へ出るとマンションの前で行ったり来たりしていた…

暗い中、コートも着ないで出てきてしまった為、数分という時間が長く感じる…


背後から私を呼ぶ声がして振り向くと春樹が走ってきた


『可奈、どうしたんだよ…』


『待ってたの…』


『バカだな…寒いのにコートも着ないで…』


そう言うと春樹は後ろから自分のコートの中に私を包んだ…