私が部屋に戻ったのは1時間以上経ってからだった。 『オマエ…いつまで顔、洗ってんだよ…オレ、もう寝るからな』 隆と同じベッドで寝るのをためらった… 隆の寝顔をしばらく見ていた… どんな気持ちで眠ってるの…? 隆の頬に落ちた私の涙… … ピタン …と隆の頬を軽く叩いた。 そのまま、私は眠ることが出来なかった… 隆の部屋を後にする時は、ロングカーディガンの他にも、私が置いていた、服や小物をいくつも持たされた…