有名大学になんて、お堅い就職先になんて興味は無い。 私はそんな事頑張れないけど……一人でいい。素の私を、そのままでいいって認めて欲しい。 一人の部屋で、いつもそう叫んでた。 枕を抱き締めて、声が漏れないように泣いた。 一見満たされた家庭で育った私は、周りからあまり不幸そうに見られることも無い。 訳があって不幸な人よりも、幸せそうに見えるのに実は孤独な自分のほうが不幸なんじゃないかって、そんな事を思う日もある。 理由が無いと……何かのせいにして逃げる事が出来ないから。