「ちょっとだけなら、行ってみようかな?」 ケンくんは しばらく 考えた後 そう言いました。 「よしっ!行ってみよう!」 そして二人は 森の中へと 歩き出しました。 ワクワクしながら 森の中に入って行った 二人。 二人は ワクワクしすぎて 忘れていたのです。 願いを叶えるための条件…。 『大切なモノ』を失うということを。