制服姫

「咲希さ…どうするの…?」

「うん…。私は…河北には無くなって欲しくない。でも…私、名桜には…。」

「そうよっ、咲希が名桜に行くことなんて無い!ただのおどしだよ、あんなの。」

私は少し強く机を叩いて力説する。

おかしいよ。だって咲希が行かなかったら即廃校なんて…。