制服姫


「…友達?」

「…一緒に実行委員やったじゃない…。」

「ああ。あの時の…。今日は制服姫は?」

「いないよ。二人で来たの。」

「そう…。まあ、楽しんで。」

初詣で何を楽しむと言うのかわからないけど、紘子はそれだけ言って立ち去ってしまった。