制服姫

その日も、私と咲希は並んで校門を出た。

かなり寒くなってきたなあ、そろそろコートかな。

他愛もない話をしながら歩いていると、咲希がぽつりと呟いた。

「ハナ…シン兄に会いたい?」

「…えっ?」

咲希はとても辛そうな表情をしている。
私はそんな咲希を元気づけるように慌てて言った。