「な…なんで?咲希ならもっと上目指せるでしょ…?」

咲希は可愛い顔ににっこりと笑顔を作り、言った。

「河北の制服がどうしても着たいの。」

その後…もっと上を目指せという先生の言葉を無視し、咲希は河北高校に合格。

そして私も…咲希にならって河北高校に行くことにした。

二人はこれからもずっと一緒。

なのに…

どうして咲希は変わってしまったんだろう。
憧れの河北高校の制服に身を包み、悠然と微笑む美少女。

人は彼女をこう呼んだ。

「制服姫」と…。