制服姫

「颯大との会話、聞いてた。」

「…最低っ…!」

「最低でもいい。とにかく、聞いて。」

ぴしゃりと言い切る咲希に、私は何も言えなくなった。

私が聞く態勢に入ったのを察して、咲希は話し始めた。