「まず2位は…西原純也。」 えー…。ふーん…。 微妙な反応だった。 普段話さない人が上位でもどうでもいいような、そんな感じ。 西原くんは涼しそうな表情で、自分の成績表を見ていた。 私は心の中で、西原くんにおめでとうを言った。