「トウマ!」

「…げっ、環!」

「あんたまたサボリ~?って…何?彼女?」

「ちげーよ。後輩。ま、河北のだけど。」

「ふーん…。」

その女性はいじわるそうに笑って、私に話しかけた。

よく見ると、綺麗な顔立ちだった。
長い黒髪に、白い肌。名桜の黒い制服が合ってる。