気付くと不思議な事にさっきまでの暗い気分が軽くなっていた。 私、本当に死にそうな顔してたのかも。 少しだけ苦笑し、咲希にトイレって言って出て来たのを思い出し、慌てて教室に戻る。 トイレが長いと思われるのは不本意だった。