制服姫

黙って二人で歩いていると、一際大きな木を見つけた。

「これじゃないか?」

木の前に穴がある。懐中電灯で照らすと、葉っぱがいっぱい入っていた。

勿論その葉っぱには願い事が書かれている。

不意にペンを差し出された。西原くんは既に葉っぱに願い事を書いたらしく、穴に葉っぱを放り投げた。

「何書いたの?」

「“成績伸びますように”」

「あははっ、西原くんらしいね。」

「…いいから書けよ。」