気づけばずっと、私は独りぼっちだった。

孤独な学生生活を送りながら、目に写るものが色をなくし、つまらない毎日を送っていた。

けれど何かしら色をつけなくてはいけなくて、色あせたモノクロのままじゃ生きていけなかった。

だから私は真っ黒に塗りつぶしてやったの。