そう、あたしいい気分になりすぎてたのね。
坂を駆け下りることほど危ないことはないことを
忘れていたんですね、
はい、それでどうなったか…?
運転自体に問題はなかったんだけどね、
問題はなかったけれども
こう、何ていうの?
ふわあっと目の前から人が出てきたら
急ブレーキも全然きかない訳で…(苦笑)
それで
まさにその状況に陥ったわけね。
もう、それはすごかった
前から人が来たことにびっくりしたあたしは
あわててペダルをがんがん踏んじゃって
ブレーキをかけることですらあやふやで、
そのおかげで
その人の持っていたバッグとその人の腕の間に
見事に突っ込みました…
恥ずかしいことも忘れて
素で驚いたというか、何というか…

